恋するgirl★~番外編~
「タケさん、嫌いになっちゃうよ?」
「だって…ちなぁ~。。」
「はっきり言ってよ。」
私がちょっと怒り気味にそうタケさんに言い放つと、タケさんは困ったような顔をして…言いにくそうにこう言った。
「お、…男の子の諸事情…?」
「男の子の諸事情?」
「ん…。」
といいながら、
タケさんの目線は布団の中。
私もそこまで純情な乙女ちゃんじゃない。
分かっちゃった…
え、え、どうしよ…。
「ごめん…ちな。怖がんないで?ちなが大丈夫だって思うまで…何もしないから。」
「タケさん…」
「やっぱりソファーで寝るよ。」
そう言ってタケさんは起き上がった。
何で黙ってんの、私!
言いなさいよ!
「た、タケさんっ。」
「ん?」
暗いのに目が慣れたのか、今ではタケさんの顔がよく見える。
タケさんのちょっと寂しそうな顔…。
そんな顔見たら…決心がついた。
「タケさん…Hしよ?」
言っちゃった…。