恋するgirl★~番外編~
「絶対通ると思うんだけどなぁ~。」
俺は朝から警察署の前で張っていた。
もちろん、ホシはまこちゃんだ。
俺のカンだとまこちゃんは今日もここを通る。
「まこちゃん、可愛かったなぁ。」
思わず昨日のまこちゃんを思い出し、口に出して呟いていた。
「あれ?」
ん?この声はっ!!
振り返ると、そこには…
「昨日の…、おはよーございます。」
「まこちゃん!おはよー!」
ワッホォーイ!俺のカンも捨てたもんじゃない!
俺の前には可愛く微笑むまこちゃん。
制服姿がとってもキュート………………?
制服!?
まこちゃん、高校生!?
「まこちゃん、高校生?」
「はい、柳高の3年です。」
「3年…」
唖然とする俺を、きょとんとした顔で見るまこちゃん。
高3…。想像以上に年下だったぁ…。。
「あの、ケガ…大丈夫でした?」
「あ、うん。大したことなかったよ。」
「そうですか、良かった。」
そう言ってニッコリ笑うまこちゃんが可愛すぎるよ~~!!
「あの、えっと…」
「ああ、俺宮川。ここの捜査一課で刑事してるんだ。」
「刑事…さんだったんですか。」
俺が刑事だと知ったまこちゃんは驚いた顔をした。