恋するgirl★~番外編~
「真子が彼女で良かった。」
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初デートでこんなこと言われちゃったら、もう後どうすればいいの??
私は凉さんの胸にもたれたまま、ドキドキとキュンキュンで思考停止していた。
「風、気持ちいいな…。」
「はい…♪」
――――――・・・・
「凉さんっ、あそこ!綺麗な鳥!」
「ほんとだな。」
「あ、この花知ってます?」
「ん?どれ?」
お散歩コースのような木陰を歩きながら、2人でいろんな話をした。
というか、私…はしゃぎすぎ…
楽しくてつい…。
ちょっと大人しくしようと、黙って凉さんのちょっと後ろを歩いてみた。
「真子、」
凉さんの声にふと気付くと…
「ほら…」
優しく微笑んで、そっと…あの私が大好きな大きくて暖かい手を差しのべてくれる凉さん。