恋するgirl★~番外編~
「いらっしゃ~い、あ、ちなちゃん♪」
「こんにちわ。」
あれからちなちゃんはまた店に来てくれるようになった。
相変わらず、ツンツンなんだけど♪
「あ、新しい商品がいっぱい。」
「あ、気づいちゃった??」
「このネックレス可愛い~♪」
今どきの女子高生、ちなちゃん恐るべし。そんなキラキラした目でみたら、そこいらのおじさんがよって来ちゃうよ。
俺が幸せ気分ではにゃーんとなってるところに…
「店長~、この前話してたこと何ですけど…」
商品のダンボールは持ったハンナちゃんがやってきた。
俺は急いでハンナちゃんからダンボールを受け取った。
「店長優しい~。ありがとぉ―♪」
なんて言いながらハグしてくる、陽気なハンナちゃん。
「ハンナちゃんに力仕事はさせられないでしょうが。」
「店長過保護…」
「はい!?」
ぶつぶつ言いながら、商品の掃除を始めるハンナちゃんを横目にちなちゃんを見ると、
「タケさん、ホントに優しいですね!ハンナさんに。」