恋するgirl★~番外編~





「それでさ、明日はOK?」


「うん。大丈夫だよ♪」


「楽しみ~♪
でも、瞳が来れないのが残念~。。」


「そうだね。
でも、仕方ないよ、孝幸さんのお仕事のパーティーに同伴らしいから。」


「瞳も大変だね~。」



明日はなんと大学の仲のいい友達で集まって、飲み会があるんです。



ふふ、なんと私、飲み会デビュー。
やっと二十歳になって、お酒も飲めるようになったということで…



何か緊張しちゃうなぁ。


家ではちょびっと缶チュウハイを飲んだんだけど、全然酔ったりしなかったし…



私、お酒強いのかな?



「じゃあ、明日6時半○○に集合ね♪」


「うん、了解です♪」



ふふ、楽しみ。


どんな飲み会になるんだろう。


そして夜、いつもみたいに凉さんへメールをする…


しばらくすると、着信が…



『あ、真子?』



私の携帯にかけてるのに、いつもの凉さんの口癖。


でも、何だか名前を呼ばれただけでちょっと得した気分になっちゃうんだ。



「まだお仕事中ですか?」


『いや、今終わって車乗ったところ。
真子は?もしかして寝るとこだったか?』

「いえ、まだ起きてました。
お仕事、お疲れ様です。」


『ん、サンキュ。』



それから、凉さんに明日の飲み会の事を一応話した。



『大丈夫か?まだ酒慣れてないだろう。』

「女子だけだから、
そんなに沢山飲みませんよ。」


『だったらいいが、気をつけろよ。』


「はい。気をつけます。」


『フ…いい子だ。』



キュン。
高校の時と変わらない。
凉さんに褒められるとキュンとする。


頭をなでなでされたようなくすぐったい気持ちになる。



それから、名残惜しいけど電話を切る。


ベットにもぐると直ぐに夢の中へと旅立ってしまった。



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