神さまにおねがい!!~カミコイ~
俺以外の男がAKIを抱き締めるなんて許せねえ!!
「…いくら…地球の為だからって…俺はガマンできねえ~」
俺は恭とAKIを引き離す。
「お前…よ~く見れば…テレビに出てない?」
ギクッ…恭のヤツ…。
俺の額に焦りの汗を滲む。
「そう…アイドルのヤッキー~。ナイショだけどウチの生徒だ…」
ヒロは俺の顔を見て、意地の悪い笑みを浮かべる。最近、つくづく…思うヒロって
腹黒いって…。
「…ヤッキーか~ふうん~」
恭は妙な笑みを浮かべ、俺を見やがる。
恭の視線も気にいらねえ~。
「いいのかな?アイドルが女の子と付き合っても…」