神さまにおねがい!!~カミコイ~

 でも…恭に恋をして…その違和感からなぜか?解放された。


 「!?」


 恭はボクの左頬に手を掛ける。


 ヤッキーには悪いと思いながらも…ボクは瞳を閉じた。



 恭に流されるまま…キスを交わした。



 「!?」



 瞳を閉じた…ボクの脳裏に…見たこともない…光景が浮かんだ。



 唇を離して、もう一度…キスしようとする恭の唇を右手で塞ぐ。


 「さっきのが天上界かな?」
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