神さまにおねがい!!~カミコイ~


 「わ、悪かった~そう怒るな」

 
 恭は俺の肩を叩いて宥める。


 俺は我に返って、恭の胸座から…手を離す。


 そして…AKIにテレパシー。


 AKIは屋上に居た。


 俺は恭を放置して、屋上にテレポート…。


 「ヤッキー…どうした?」


 AKIはキョトンとボクを見つめた。


 「…お前と恭は最後まで…ヤッてなかったんだよ」


 「…で、でも…ボクたちは…裸で…ちゃんと…」


 「恭がそう言っているんだ…間違えない!」


 「まさか…その時の力で…過去に行って見て来たのか?」




 「…完全な力があればドラえもんみたいにタイムトラベル出来るかもしれねえけど
今は無理だ…」


 俺はAKIを抱き締める。

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