神さまにおねがい!!~カミコイ~

 「そう言えば…」


 ボクも思い当たる節があった。


 ヒロの連チャンくしゃみ…。


 あれはアレルギー性の…くしゃみだったのか…。


 何も知らず…ボクは…ヒロに悪いことをした。


 「……しかし…ヒロにバレた以上…此処には子猫は置いておけない…」


 ヤッキーは腕を組み、考え始める。


 「……マジで保健所に連れて行くのか?」

 
 恭は立ち上がって、ヤッキーに掴みかかる。


 「そんなことはしねえよ…飼い主を探す」


 
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