神さまにおねがい!!~カミコイ~
■来訪者~ヤッキーside
「俺に付いて来い!!」
「「「「!?」」」」
ヒロは…書棚の前に立つ。
書棚の中の本を数冊、取り出す。そこには赤いボタン。
ヒロは手慣れた感じにボタンを押す。書棚が二つに分かれ、扉が現れた。
書棚の後ろには地下室へと続く扉が隠されていた。
ヒロの案内で俺たちは地下室へと続く…螺旋階段を下りてゆく。
闇に包まれた階段は壁に埋め込まれたセンサー付きの明かりでどんどん明るい
光が灯されてゆく。
何処までも続くのかと思うぐらい長い螺旋階段。
ヒロが案内する場所はかなり深いようだ。