神さまにおねがい!!~カミコイ~

 
 脱がされたバスローブ。


 ベットサイドの小さなルームスタンドだけがボクたちをオレンジに照らす。



 いつか…過ごした音楽室の夕映えに光に似ていた。



 ヤッキーも体を起こして、自分のバスローブを脱ぎ捨てた。



 ボクとは明らかに…骨格から違う…筋肉質な体。


 互いの体を見詰め合う。


 ヤッキーはボクの右手を掬うように握って、自分の胸に押し当てた。


 「俺もお前と同じように……緊張してる…なんせ…お前は他の女と違うからな…」


 「……ヤッキー!?」


 
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