神さまにおねがい!!~カミコイ~

 
 それからだった。

 
 不思議な夢を見るようになったのは……。


 銀色の長い髪に白いドレスの女。


 いつも俺の背を向けて、高い場所から下とジッと見つめていた。


 俺の目線も彼女と同じで下を見つめる。




 蒼い澄んだ空にいくつもの島が浮かんでいた。



 そこは一面花畑だったり、澄んだ水の泉だったりと幻想的な世界を醸し出していた。



 天国そんな世界を連想させた。

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