神さまにおねがい!!~カミコイ~


 「瑠可…俺だ…マスターだ…俺のことが分からないか?」


 必死に俺は瑠可に声掛けするが…シカト。


 そして俺に向かって…右手に持っていた大きな剣を振り下ろす。


 俺も右手に持っていたロッドで瑠可の刃を受け止めるた。


 ロッドを大きな剣に変化させ、瑠可に挑む。



 俺たちの刃は鋭い金属音を立てて…交わる。


 …瑠可を傷つけたくないが…今の瑠可に俺の言葉は届かない。



 瑠可は我を失くした獣…。



 俺を食い殺す勢いで執拗に攻撃を仕掛ける。
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