神さまにおねがい!!~カミコイ~


 学園長のヒロさんは私に二人のボディガードを付けてくれた。


 切れ長で紅の瞳のヨシ君。


 蒼い瞳の美少年の恭君。


 「「よろしく~!!」」


 二人は声を揃える。


 「よろしくお願いします…」


 私は丁重に挨拶。


 「ヤッキーには会ってるの?」


 不意にヨシ君が私に問いかけた。

 
 「いえ…会ってお礼を言わないといけないんですけど…どうやったら会えますか?」


 「…会いづらいのかな~」


 恭君がポツリと呟いた。
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