神さまにおねがい!!~カミコイ~

 恭は手下を先に帰らせた。


 あれだけの騒ぎを起こしておいて…校内は平常通り…授業を進めている。


 俺たちが授業をサボって…学園長室。


 「どうぞ~」


 AKIが俺たちにお茶を淹れてくれた。


 最初は客人である恭の前にお茶の入った湯呑みを置いた。


 「サンキュ~」


 恭は流暢な英語で礼を言う。名前は日本人だけど…親のどちらは外人のようだ。


 さっきとは全く別人のように、落ち着き…ソファーに腰を下ろしていた。

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