神さまにおねがい!!~カミコイ~

 「まあ~人間が資源を食いつくしちゃてるし…大気汚染はヒドイし…生態系まで狂わ
している…これは罰だね」


  恭は…冷静に…今の世界を神として見ていた。


  でも…俺たちは神として…何とかしないといけない。


  俺はその為に転生したと思ってるし、神としての義務感に燃えていた。


 「……鍵は俺が持ってるけど……そうカンタンに渡すつもりはない」


 恭は足を組み換えて、お茶を少し飲む。


 「…取引か?キング」


 「……条件1…ブルードラゴンに金銭的な援助をする。条件2…俺もこの学園に
編入させろ。条件3…俺にヴィーナスをくれ。…いずれの条件を呑んでくれた
鍵は渡す」


 「わかった…呑もう~」



 ヒロは考える間のなく…キングと取引。


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