神さまにおねがい!!~カミコイ~

 「おい!!?ヒロ」


 俺がヒロと恭の間に割り込む。


 「地球の存亡がかかわる問題だ…仕方ないだろ?康人」


 「しかし…」


 「ボクはモノじゃない!…何で自分を捨てた男と付き合わなくちゃいけない…」


 「そうだそうだ…AKIは俺の女だ!」



 俺は恭にキッパリと宣言。




 「…お前らは…何て薄情な神さまなんだ…地球が滅亡するかもしれないのに…自分
たちの感情で突っ走るわけ?」


 逆に詰られる始末。

 
< 98 / 269 >

この作品をシェア

pagetop