俺様保健医の甘い罠《fin.》
す、すごい食いつきよう……。
「朝教室まで案内してもろた」
「まぢで!?珍しい事もあるんだね~」
相当珍しいのか、感心した顔をする女子たち。
「でもまぁ、久世センセは観賞用かな?」
「観賞用?」
「うん。どんなに美人でも、見向きもしないから」
そりゃまあ……。
もしかしたら、アッチの趣味があるとか……?
それなら納得出来るけど、そんな感じはせんかった。
「まぁ、彼女になれるなら喜んで~って感じだけど」
「ぎゃははは!!ムリっしょ」