夢を求めて
いつも聞かない平田の少し低い声

その声にリコは目線を泳がせる

「満足したか?」

枕元に置いてあった金メダルをリコの前に下げる

リコは金メダルをみつめて言う

「幸せだった 泳いでる時が一番 楽しかった」
「三度目はないぞ」

「・・・うん」
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