ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「…高倉君とさなんかあった?」

「…へっ!!」

「…いや、2人とも気まずそうだし。私、中庭で奈保ちゃんと高倉君が話してるのを見たんだけど、その時に喧嘩でもした?」

「し、してないよ。全然…喧嘩する程、仲良くないし。」

「…ふーん。まぁ私はお似合いだと思うよ。」

「えっ…」

「将来、結婚してたりして」
舞ちゃんはいたずらっぽく笑って空を見上げた。

「そんなこと…絶対ないよ」
そう言って同じように空を見上げた私の顔は、夕日と同じく真っ赤に染まっていた。
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