ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「奈保ちゃんも。」

「えっ?」

「高倉君との恋、頑張ってね♪」


「こっ、ここ恋?…ないない…ありえない!!」

舞ちゃんは私の反応にプッと吹き出した。

「あはは…まぁともだちなんだからこれからはなんでも相談のるからね。」


“ともだち”

その響きが照れくさかった。

でも…嬉しかった。


初めてクラスで

できたともだち。

そのことを一番に伝えたかったのは

パパ、ママでも

中学の友だち・親友でも

なくて

高倉君だと今、気づいた。

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