ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「じゃあ、みーちゃんにチューしてよ!!」

「ダメだよ!!しゃうくんが好きなのは、まいだもん。」

「違うよ!!」

またいつものように女の子たちの言い争いが始まった。


「わかったよ!!なほちゃんにチューする!」

そう言って俺は木下のもとへ歩いていった。



その頃の木下は今とあまり変わらずおとなしい子だった。ただ少し甘えん坊でいつも先生の側から離れない子だった。
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