ヤンキー君のお隣に♪<完結>
――

放課後。



いつものように一年の教室の前を通って帰ろうとすると、一年二組の教室から二人の男子がでてきた。



「まじで!」

「ああ。ようやく伝えられた。」


二人の男子は俺の前を歩いて会話している。

よく見ると…松山だった。

「お前、ずっと片思いだったもんな~」

「そっ。まあ俺となほは幼なじみだったから…ふられるかと思ってたけど…」

「OKだって?渡辺先輩?」


なほ…

渡辺先輩…


ふられる…

伝えられた…

片思い…
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