ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「木下っておとなしそうに見えて案外面白いよな。」


「そう?」



「…俺、そういう奴嫌いじゃない。」



「…えっ?」

小さい声だったけど、はっきり聞こえた。

一瞬で顔が赤く染まる。

嫌いじゃないって言われただけなのに。


「いや…なんでもない。」

ふと見ると高倉君の頬も少し赤く染まっていた。
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