ヤンキー君のお隣に♪<完結>
―――
放課後。


結局、午後の授業は全てサボってしまった。

もちろん、担任からは大目玉を食らい、一週間分の宿題が出されてしまった。


まぁ、進学校だからしょうがない…


それよりも問題は木下のことだ。


木下を好きだと気づいた今、どうやってその思いを伝えるか…



そう思いつつ、玄関で靴を履き替えていると、



「高倉君…!」


聞き慣れた女子の声が聞こえた。
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