ヤンキー君のお隣に♪<完結>
2人だけの帰り道。

周りには誰もいない。

今がチャンスだと思うのに言葉が出てこない。

伝えたい言葉はちゃんとあるのに。


………
……


「しゅう?」

「な、何?」

相変わらず木下に名前で呼ばれると照れてしまう。

「どうしたの?なんか変だよ。しゅうが何にもしゃべらないなんて。」



「別に…奈保のこと考えてただけ。」




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