ヤンキー君のお隣に♪<完結>
そう思っていると…


「入れよ。」


しゅうが傘を差し出してきた。


「いや…いいよ!私、使ったらしゅう濡れちゃうじゃん!!」


…でもそういうこと平気でできるってちょっとかっこいいかも。



「はぁ?これは俺の傘。お前に貸すわけないだろ?」



…少しでもかっこいいと思った私がバカだった。


「…俺と奈保が一緒に入れば、どっちも濡れずに済むだろ。」
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