ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「はぁー。」

今度はしゅうにため息をつかれてしまった。


「んじゃ、お化け屋敷は?」

「…無理!」



「…つまんねぇ…。」



「…ごめん。」

でも無理してジェットコースターに乗ったら絶対気絶するし

無理してお化け屋敷にいったら、しゅう置いて逃げ出しちゃう。

…普通の女の子みたいに「キャ」って抱きつくことできないんだよね。




「お前さ、まさかこんなんしか乗れないわけ?」

と言ってしゅうが指差したのはメリーゴーランド。

「俺、あれだけは乗りたくないから。」

「わ、私だって…そんなお子様じゃない。」


「どうだか。」

フッとしゅうに鼻で笑われた。

む…むかつく!

でも何も言い返せない。

ジェットコースターとかに乗れないってやっぱりお子様なのかも…

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