ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「なんだよ、いきなり」
ハハッと笑って誤魔化そうとした。
好きな奴を目の前に「好きだ」と言う勇気が俺にはまだなかったから。
でも、奈保の目は真剣で
「…いるの?」
と聞いてくるから
「…いる」
と素直に答えてしまった。
すると奈保は目を見開いて
「そっか…」
と呟いて、それっきり黙ってしまった。
ハハッと笑って誤魔化そうとした。
好きな奴を目の前に「好きだ」と言う勇気が俺にはまだなかったから。
でも、奈保の目は真剣で
「…いるの?」
と聞いてくるから
「…いる」
と素直に答えてしまった。
すると奈保は目を見開いて
「そっか…」
と呟いて、それっきり黙ってしまった。