ヤンキー君のお隣に♪<完結>
―――

放課後


今日は久しぶりに舞ちゃんと帰る。




「で?奈保ちゃん、いつ告白するの?」

今日は朝から舞ちゃん、その話ばかりしてくる。


告白してみたらだの

いい加減素直になれだの

親切で言ってくれてるのかもしれないけど…

正直、しつこい…。



「だから、告白はしない」


「なんで?…なんでそんな簡単に諦めるの?高倉君のこと好きじゃないの?」


「諦めるっていうか…どうせ、無理だもん…」

「そんなのやってみなきゃわからな…」

「わかるよ!!」


大声で叫んでしまった。

舞ちゃんの言葉を遮ってしまった。

でも、止められなかった。





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