ヤンキー君のお隣に♪<完結>
しゅうがそう言うと、舞ちゃんは窓をピシャっと閉めて、どこかへ走っていった。

ともくんも後を追う。


…しゅうの言葉に怒っちゃったのかな?

……それとも…泣いちゃった?



なーんて、思っていると

2人は私たちがいる中庭にやって来た。


舞ちゃんはしゅうの肩を揺すりながら

「ちょっと、そんな言い方しないでよ。誰のおかげで2人が恋人になれたと思ってんの!」

と言うと、ともくんも


「そうですよ。先輩、人聞きの悪いこと言わないで下さい」

としゅうを睨んだ。




…まぁ、確かにそうだよね…。

2人がいなかったら私、告白する勇気持てなかったもん。

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