ヤンキー君のお隣に♪<完結>

つい、口から零れた言葉。

「も、もう一回!?」

「そう、もう一回言って?」

でも、今から引き下がるわけにもいかず、俺は奈保の次の言葉を待った。




「……私…が好きなのは…しゅうだけだよ」





ドキッ――

自分から言わせた言葉なのに、実際言われると胸がドキドキする。



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