ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「な、なんで知ってるの?」



「言っただろ?俺はお前しか見てないって。だから奈保のことならなんでもわかってんの」


「えっ!?」


「お前が俺に一途だってことくらい知ってるから。っていうか、お前…不器用だし浮気とか無理だろ」



何その言い方!


私が浮気しないって…その自信どっからくるの?


っていうか…しゅうだって不器用じゃん!!



「わかんないよ。私だって鈴原さんとかにイイ男紹介されたらその人と付き合うかもよ?」


(もちろん、嘘だけどね。)



「いや、お前は俺以外とは付き合えねぇよ」




「えっ!?その自信はどっからくるの?」



「だって、お前にとって俺以上にイイ男いないだろ?」



はっ!?


しゅうって…

しゅうって…もしかして


まさかの

ナルシスト!?


自分のことイイ男だなんて普通…言わないもん。


と思っていたら










「っていうのは冗談で…安心しろ。俺はお前の前にどんなにイイ男が現れても、お前を離すつもりねぇから」



ドキッ


まさかの不意討ち。


ずるいよ、そんないきなり、甘い言葉。


今までふざけあって話していたのにいきなり極甘ムードじゃん!!






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