ヤンキー君のお隣に♪<完結>
ますます眉間にシワをよせてしゅうを見つめると



舞ちゃんがなだめるかのように優しく声をかけてきた。





「奈保ちゃん。高倉君、本気でそんなこと思ってないよ。…ほら、よくあるじゃん。小学生の男の子が好きな女の子にわざと意地悪なことを言ったりしたりするの。……あれだよ、あれ」




舞ちゃんの言葉にしゅうは一瞬にして固まってしまった。




「はっ!?…俺、そんなガキじゃねぇよ」



「…じゃあ、奈保ちゃんのこと好きじゃないの?」




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