ヤンキー君のお隣に♪<完結>
ねぇ?ってしゅうの方を見るけど、しゅうは呑気にあくびをしている。
もう!ちゃんと否定してよ。
「そっかー。じゃあ、邪魔しちゃ悪いから帰ろう?。舞」
「うん」
そう言って2人はホントに帰ってしまった。
……………
………
…
2人しかいない教室。
なんか…気まずい。
くるっと向きをかえて、しゅうに背中を見せるように座る。
こうでもしないと私のドキドキはおさまりそうにないから。
「なあ」
ビクッ
後ろから聞こえるしゅうの声に思わず身構えてしまう。
「…ほんとにイケナイことしちゃう?」