ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「ち…ちょっと!しゅう!!」
「何?」
「こ、ここ教室だよ?…しかも…今、放課後…」
「だから?」
…だから?じゃなくて時と場所を考えてよ!
「だ…誰かに見られたら…」
「別に…良くね?」
良くない良くない!!
こんなところ誰かに見られたら恥ずかしすぎるよ!!
「それより…奈保」
「…何?」
「渡したいものあるからこっちむいて」
お腹にまわっていた手がゆるめられた。
私はしゅうのほうに体をむける
すると…
顎に手がかかり、そっと唇が重なった。