ヤンキー君のお隣に♪<完結>

○君のお隣に




―――――



誰もいない帰り道。



隣にいるしゅうの手の温もりを感じながら、私はこの一年間を振り返る。




最初は、本当に学校がつまらなかった。



いつも、いつも偽りの自分を演じてしまって、そのたびに後悔して、自分をもっと苦しめてしまう。


そんな悪循環の繰り返しだった。
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