ヤンキー君のお隣に♪<完結>
「…うーん……」
確かに松山君は私よりも背が高くて、イケメン。
昨日、話してみたら優しそうで頼りになる男ってかんじだった。
そして何より、私が今もずっと好きな人に似てる。
とっても似てる。
でもさ、唯一引っ掛かる点があるんだよね。
それは松山君が私より一つ年下だということ。
「私、年下、タイプじゃないんだよね」
「えー!!でも、顔とか性格とかはタイプなんじゃないの?」
「………まぁ…」
さすが、心友。
私の思ってることわかってる。
「だったら、いいじゃん!!好きになるのに年の差なんて関係ない、関係ない!」