ヤンキー君のお隣に♪<完結>






「わかるわけ…ないだろ」





先輩を目の前に姉貴、何言ってんだよ!!






「ごめんね、彼女。ウチのともや、素直じゃないの。あっ、でも見捨てないであげて。ホントはそんな悪いやつじゃないの。………顔だけがイイ男とか…無愛想で冷たい陸上オタクとか…そんなんじゃないから」










「姉貴!!!もういいからとにかく出てけ!!」




俺は園原先輩にはわからないように、姉貴を睨んだ。






さすがの姉貴もビビったのか






「じ、じゃあ、ごゆっくり」




と部屋を出ていった。






< 552 / 627 >

この作品をシェア

pagetop