ヤンキー君のお隣に♪<完結>





「ねぇ、舞。あんたの彼氏の声じゃない」




コソコソと有紀が耳打ちしてきた。





「えっ?」



耳をすまして声を聞くと確かに松山君の声に似ていた。







タン






タン








足音が近づいてきて私は思わず有紀の後ろに隠れた。





タン



タタン。




足音が止まった。








「有紀先輩!…それに、園原先輩!?……こんなところで何を…?」




やっぱり松山君だった。








「それはコッチのセリフ!!」





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