ヤンキー君のお隣に♪<完結>



奈保が?





「奈保がどうしたんですか!?」







「いいから来て!」





俺の制服の裾を強く引っ張る園原先輩。





その足は確実に視聴覚室に向かっていた。






視聴覚室に近づけば、近づくほど、女の叫び声のような怒鳴り声のようなでかい声が聞こえる。








「…私のせいなの」





園原先輩は視聴覚室の前で止まった。






「私が二人とも傷つけたの…」







「二人って…」








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