ヤンキー君のお隣に♪<完結>




その後、園原先輩は奈保に近づき、なにかコソコソ話しかけていたが、俺の耳には全く入ってこなかった。








「行かないなら私が行くけど」





かすかにそんな言葉が聞こえた後、奈保は静かに視聴覚室を出ていった。











「…まやちん、今ならまだ間に合うはずよ。逆に言えば今日がラストチャンスなの。もう一回、一からやり直したほうがいい」












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