ヤンキー君のお隣に♪<完結>





しばらく沈黙が続いた。




でも、それは決して苦しい沈黙ではなかった。






私の緊張が彼に伝わっているのか



彼の緊張が私に伝わっているのか



わからないけど、今まで味わったことのない緊張感に私は包まれていた。









………







松山君と一緒に生徒玄関に向かって歩いていると







「舞ちゃん!ともくん!」






後ろから声をかけられた。





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