ヤンキー君のお隣に♪<完結>
それに、いきなり本当の自分をだしても

みんなは本当の私を受け入れてくれない。


さっきの私のように

教室の空気が冷たくなって

みんなから痛い視線をうけて

陰口をたたかれて


本当の私でいても

良いことなんて何もない。


―なんでそんなこともわかんないんだろ。

あのバカヤンキーは。


そう思いながら


私は今にも泣きそうな曇り空を見上げた。
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