光と影-Light&Shadow-


「ごめんなさい・・・・・・、本当に昔からああで・・」

「いや、いいよ」


優しい方ですね・・・・・・、悠馬さん・・・・・・。

もう7時を過ぎていたので、悠馬さんを家の外まで送り出した。


「俺が光梨ちゃんに会わなかったのは、
誠人の陰謀だよ。

絶対会わせないようにしてたんだろ」


と、苦笑した悠馬さん。


その笑顔はなんかお兄ちゃんと似てるところがあった。
そのお兄ちゃんは、ごはんを作っている。



「光梨ちゃん、また学校でしゃべろっか?」



「はい、まぁお兄ちゃんには秘密で?」

「もちろん、殺されちゃうよ」

「そうですね」


クスッと笑う。


「じゃぁ、またカラも!」



そういって悠馬さんは軽く手を振って帰っていった。





疲れるけど、
今日はお兄ちゃんとごはんを食べて早めに寝た。





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