君と一緒に幸せを探して。
「真希!!」


俺は精一杯の声で名前を呼んだ。


真希は俺に気づき、辺りを見渡した。


そして手招きされた。


俺は黙って真希の後について行った。


着いた先には体育館裏だった。


「........」


「真希・・・。」


真希はこっちを振り向いた。


真希の目は赤くなってて腫れていた。


どうやらあれから今日までずっと泣いていたんだろう。


「ごめん....。」


「謝らないで!謝らないでお願いだから....。」


「ぅ、うん。」


「・・・・・」


「俺、もうちょっと成長したら真希に告るから...。それまで待ってて。」


「え?」


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