君と一緒に幸せを探して。
「「いただきま~す。」」


俺たちは食べ始めた。


俺は黙々と食べる。


誰とも会話をしていない。


ここが戦場と化した地域みたいに。


「「ごちそうさま~。」」


食べ終えた。


そして歯磨きをして椅子にぼ~として座った。


今から十分後、5時間目が始まる。


一番めんどくさい時間帯だ。


ご飯も食べて眠たくなるし。


そんな事を考えている時だった。


「琉斗。」


真希が来た。


「ん~?」


「ちょっと来て。」

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