君と一緒に幸せを探して。
「わぁ~。広い。」
真希は着いたとたんいきなり声を出した。
「まぁそんなもんじゃない。」
俺たちは地面に腰を下ろした。
「俺。今日人生初でさぼるかも。」
「え...。ご、ごめんね。」
「いいのいいの。さぼりたい気分だったし。」
「そっか。」
「うん。」
ここで会話が途切れた。
なんか話しづらいとかじゃなくて。話さなくてもお互い二人で居るだけでいい。
そんな感じだった。
まだ蝉の声も聞こえない。聞こえるのはただ風の音だけ。
いつの間にか散っていた。桜の花びら。寂しそうな桜の木。
そんな光景が目に入る。
真希は着いたとたんいきなり声を出した。
「まぁそんなもんじゃない。」
俺たちは地面に腰を下ろした。
「俺。今日人生初でさぼるかも。」
「え...。ご、ごめんね。」
「いいのいいの。さぼりたい気分だったし。」
「そっか。」
「うん。」
ここで会話が途切れた。
なんか話しづらいとかじゃなくて。話さなくてもお互い二人で居るだけでいい。
そんな感じだった。
まだ蝉の声も聞こえない。聞こえるのはただ風の音だけ。
いつの間にか散っていた。桜の花びら。寂しそうな桜の木。
そんな光景が目に入る。