無口な君に恋愛中








「椎?」







「え?…あ、繭」






俺の隣にいた繭



というか…繭の肩を借りていた






つまり…昼休み中、寝ていた










「ごめんね、気持ちよさそうに寝てたのに…」







目をこすりながらあたりを見渡すとここは屋上




少し肌寒いこの季節に屋上で眠ってしまうとか…俺バカだろ







「いや…別に大丈夫」








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