しゃぼん玉
仕事もだいぶ覚えたし、慣れてきた。


マナと一緒に入る時もみんなとワイワイ。


バカな事ばかりして毎日毎日笑っていた。


毎日毎日すごく楽しくて充実していた。



少し前からは本当に考えられない。



私を救ってくれたマナに心の底から感謝している。



ある日。


いつものように仕事を終えた私達は

更衣室でキャーキャー遊んでいた。


-コンコン。

「入るぞー。」



店長だ。

店長は50歳すぎくらいの、やる気のなさそーなおっさんだ。


「お前ら毎日ほんま楽しそうやなぁー。
うるさいし。」



「えーッ!!店長うるさいってなんですかぁー?!
元気ってゆって下さいよっ。ねぇー?」


それがうるさいんやって~。笑


とみんなにつっこまれているのはミィちゃん。


明るくて元気で、読者モデルのミィちゃんはすごく可愛い。


同じ年という事もあって


私はミィちゃんと特に仲良くなった。


今では二人で毎週買い物に行ったり


マナと三人でよくカラオケに行ったりする程だ。


「あっそや。ナツちゃん!
ちょっとシフトの事で相談したい事あんねやわ。
あとでちょっと来てくれるかー?」


「はーい!」


と元気よく返事をした。




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